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多孔質石材用浸透性保護剤・防汚剤
特長
クレストンを塗布すると、基材内部に浸透して優れた撥油性と撥水性を持った保護層を形成し汚れの浸透を抑制するため、汚れにくく、また汚れても容易に除去出来るのでメンテナンスの負担を軽減します。
石材の吸収率を著しく低下させ裏面からの水分・不純物の吸い上げを抑制し、凍結によるヒビ割れ・劣化・風化を抑制します。
石材の風化・劣化・エフロレッセンス(白華)を抑制し長期にわたり保護します。
用途
ライムストーン・砂岩・大谷石・十和田石・諫早石・レンガ・コンクリート・ブロック・セメント二次製品・テラコッタタイル他吸水性の高いタイル等多孔質石材の保護及び汚れ抑制。
エフロの石材表面発生や裏面からの水分・汚れの吸い上げ抑制。撥水・撥油効果による石材表面からの汚れの侵入抑制。
性状溶剤系 消防法 第4類引火性液体 第一石油類 危険等級II 火気厳禁
標準塗布量5〜15m2/L(2回塗り)※塗布量は基材によって多少異なります。
施 工 要 領 書
製 品 名 多孔質石材用浸透性保護剤・防汚剤 クレストン
特 長
■クレストンを塗布すると、基材内部に浸透して優れた撥油性と撥水性を持った保護層を形成し汚れの浸透を抑制するため、汚れにくく、また汚れても比較的容易に除去出来るのでメンテナンスの負担を軽減します。
■石材の吸水率を著しく低下させ裏面からの水分・不純物の吸い上げを抑制し、凍結によるヒビ割れ・劣化・風化を抑制します。
■石材の風化・劣化・エフロレッセンス(白華)を抑制し長期にわたり保護します。
用 途
■ライムストーン・砂岩・大谷石・十和田石・諫早石・琉球石灰岩・レンガ・コンクリート・ブロック・セメント二次製品・テラコッタタイル他吸水性の高いタイル等多孔質石材の保護及び汚れの抑制。
■エフロの石材表面発生や裏面からの水分・汚れの吸い上げの抑制。
撥水・撥油効果による石材表面からの汚れの侵入の抑制。
使 用 方 法
施工面に汚れ・ゴミ・ホコリ・油分・ワックス等が付いているとクレストンの密着・浸透が悪くなりますので、充分に洗浄除去し乾燥させてください。よく乾かないうちに塗布すると密着不良・変色・ムラ・白化の原因となります。
施工しない箇所や周辺基材を養生してください。
クレストンを耐溶剤用容器に入れ、不織布・ローラー・ミヤキモップ・ハンディーコーター等で基材全体に塗りムラがないように塗布します。(標準:2 回塗り)
1 回塗布後、夏場約2〜5 分、冬場約5〜10 分たってから2 回目の塗布作業をしてください。
(1 回目の塗布後、極端に時間を置きすぎると2 回目が充分に浸透しません。)
塗布作業中に液だまりができた時は速やかに拭き上げてください。液だまりを放置すると色ムラの原因となります。
また石種によっては仕上がり面に濃淡が出る場合があります。
鏡面仕上げの石材に塗布するときは、塗布後必ず乾拭きをしてください。また凹凸のある石材では吸い込みムラによる色ムラが出るときがありますので、充分に乾拭きをしてください。
乾拭き後4〜5 時間は乾燥養生のため歩行しないでください。溶剤臭は換気条件が良ければ半日程で臭わなく
なります。
使 用 上 の 注 意
揮発性の溶剤で、蒸気を吸引すると中毒を起こす恐れがありますから、取扱いには下記の注意事項を守ってください。
クレストンは引火性の物質です。 SDS を良く読み、作業する時は換気を良くして火気には充分注意してください。
エアレス・スプレー・噴霧器等で絶対に施工しないでください。
ご使用前に貴社使用条件及び目的に適合するか、充分検討の上ご採用ください。基材や施工条件によってシミ・ムラが発生する場合がありますので、本施工前に必ずテストを行い基材及び周辺基材への影響をご確認ください。
クレストンは原液のままお使いください。水や異物が混入すると使用できなくなりますのでご注意ください。
施工時の適切な環境は、気温及び基材温度が15〜30℃かつ、湿度が50〜75%です。
施工時に上記の条件を満たさない場合は、環境を改善してください。
※適切な施工条件を満たさない場合は白化・ムラ・密着不良・乾燥不十分によるベタつきが起こる可能性があります。
溶剤が蒸発してしまうと反応固着が終わります。気温によって多少異なりますが、3 日〜5 日で完全硬化します。
塗布後24 時間は、水がかからないようにしてください。
作業に使用した機材、容器等は溶剤・シンナー等で洗浄してください。
芝・植木・池等の近くで作業するときは必ず養生の上ご使用ください。
作業をするときは換気をよくし、必要に応じて局所排気設備のある所で作業してください。
必ず適切な保護具(保護マスク・保護メガネ・不浸透性の保護手袋・保護衣・長靴等)をお使いください。
口や目に入ったときは、速やかに充分な水洗いをし、医師にご相談ください。
手や皮膚・衣類についたときは、速やかに充分な水洗いをしてください。異常のある場合は医師の診察を受けてください。
子供の手の届かない冷暗所に密栓して保管してください。運搬目的以外での車内保管や別の容器に移しかえての保管はしないでください。
容器から出すときは、こぼさないように注意してください。一度別の容器等に移した液はもとの容器に戻さないでください。開封後はなるべく早くご使用ください。
作業の際には、飲食・喫煙等は絶対に行わないでください。
取り扱い後は手洗いを充分行ってください。